11月18日、本日は高等部の後期現場実習を視察しました。
本校では、生徒一人ひとりに適した就労の実現を目的として、県内企業や事業所にご協力いただき、現場実習を実施しています。
今回はお世話になっております事業所様の中から、松山市の株式会社木下商店様にお伺いして生徒の実習の様子を見て来ました。
実習最終日ということで、仕事の要領を覚えて慣れた手つきで業務ができていて感心しました。作業着もよく似合っていました。
生徒たちには、今回の実習で学んだことを今後の学校生活に生かして、更に成長していってほしいと思います。
ご協力をいただいた企業、事業所の皆様、本当にありがとうございました。
11月16日、中学部の朝礼を覗いてみました。
今回は、生徒達と同じ聴覚障がいのある佐藤先生が講話を行いました。
佐藤先生は、コミュニケーションの幅を広げるためのポイントとして、
・普段から意識して正しい手話を覚え、使えるようにすること。
・自分が伝えたことを相手が理解して初めて伝わったと言えること。「伝える≠伝わる」
・佐藤先生は、自分の伝えたことを理解してもらえたかを確認するため、いつも相手の表情を見て判断していること。
・その他、日常生活で役に立つコミュニケーションの方法など。
を気持ちを込めて生徒に話してくれました。
先生であり先輩でもある佐藤先生の話は、生徒達の心に響いたと思います。
コミュニケーションの幅を広げ、自分の世界を広げていってほしいと期待しています。
11月11日に、小学部の児童が宇和特別支援学校(聴覚障がい部門)の児童と交流を行いました。
最初はやや緊張気味でしたが、ゲームなどをするうちに打ち解け、楽しく交流ができました。
本校小学部は、現在5クラス8名で、個別指導や個別の支援を行いやすいことが利点です。その一方で、人間関係の固定化や社会性の育成が課題となっています。
今回、初めて会う相手とコミュニケーションをとるという機会は、子どもたちにとってドキドキだったと思いますが、大変貴重な経験になりました。
また、高学年の児童が低学年の児童を優しくお世話するなど、成長した姿も見られ、とても嬉しく感じました。
今後も交流を継続し、両校の児童が相互に学び合いながら成長していってほしいです。
本日、県庁で『株式会社「そば吉」様からの教育支援機器贈呈式』がありました。
「そば吉」様は、令和元年度から毎年、本校の教育活動に役立つ物品を寄贈してくださっています。
そして、今年度は、「75型液晶テレビ」と「アクションカメラ」をいただきました。
ともに聴覚障害のある本校の子どもたちに不可欠な、文字、映像、画像などの視覚情報をサポートする機器です。
これらの機器を活用することで、これまで以上に子どもたちが「見やすく・分かりやすい」授業や学校行事、部活動の実施が期待できます。
75型液晶テレビは、さっそく手話パフォーマンス甲子園の演技練習に使用させていただきました。
「そば吉」様のご厚意に深く感謝し、より一層の教育活動の充実に努めてまいります。
大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。