校長ブログ

【校長ブログ】松山盲学校のプールを見てきました!

2025年7月8日 11時43分
校長

先日、松山盲学校を訪問して、プールを見せていただきました。

7月17日に本校の小学部が、松山盲学校の小学部児童と合同学習をする予定があるため、事前確認です。

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毎日管理してくださっている松山盲学校の先生のおかげで、水がとてもきれいでした!!びっくりです。

そして、上の写真のプール以外に、小さな児童が利用できる浅いプールがありました。

柵で2分割された浅いプールでした。水深も明記されています!

水深 20㎝ から なだらかに 45㎝ までになるエリアと、柵があって 75㎝ のエリア とがありました。 

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このプールで、安全に楽しめそうです。

ちなみに、大きい方のプールの水深は、1m15㎝ から 中央で1m30㎝ になり、また1m15㎝ となっていました。

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どちらのプールも、実際にはこれより低い位置に水面はありましたので、安心しました。

毎日しっかり管理してくださっている松山盲学校のプールで、両校の小学部の児童が交流できることを楽しみにしています!

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新校建設のため、校内にプールがなくなった本校ですが、明日7月10日には鹿島幼稚部と小学部花組が海浜学習をしますし、明後日7月11日にはアクアパレット中学部が行きます。安心安全に水泳学習ができるよう、十分な人員配置など教職員で準備を進めてきたところです。

さあ、1学期もあともう少しで終わりです!元気に、暑い夏を吹き飛ばせ!!

ようこそ校長室へ

校長あいさつ 

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 本校は、聴覚に障がいのある幼児児童生徒を対象に、幼稚部、小学部、中学部、高等部(普通科・理容科)があり、今年度は、幼児児童生徒19名が在籍しています。在籍数は少ないのですが、個々の状態や発達の段階に応じた指導を行うとともに、校外での学習や交流及び共同学習などを計画的に組み入れ、幼児児童生徒の将来の生きがいにつながるよう教育活動を行っています。授業では、聴覚障がいに配慮した学習はもちろん、少人数の強みを生かした個に応じた学習を行うとともに、各部の児童や生徒全員が集まっての活動、児童会や生徒会の活動など、異年齢集団の活動の場を工夫し、子供たちの対人関係や社会性の向上にも努めています。
 本校の歩みは、明治40年(1907年)、当時、余土村村長であり、自らも視覚障がい者であった森恒太郎(盲天外)氏が、盲唖教育の必要性を痛感し、提唱されて、私立愛媛盲唖学校を設立したところから始まります。昭和4年に県立への移管、昭和23年には、盲・聾の分離がなされ、愛媛県立聾学校として愛媛の聾教育を一手に担い、昭和27年南予に宇和聾学校が設立されたことにより、愛媛県立松山聾学校としての歴史が始まりました。
 今年度118年目を迎える本校は、これまでの歴史と伝統を大切にしながら、社会の変化に対応して、一人ひとりを見つめる特別支援教育の充実を実践して参ります。そして、校訓である「強く、正しく、明るく」生き抜く力を養うために、また、地域のセンター的役割を果たすために、教職員が一丸となって取り組んでおります。
 これからも、保護者、同窓会、地域や関係団体の皆様のお力添えを受けながら、聴覚障がい教育の可能性を追求してまいりますので、皆様の御支援、御指導をお願い申し上げます。

 

愛媛県立松山聾学校長 月原 さおり